FRP製カウルの補修

2024.11.16

車両: CBR1000RR-R
内容: 外装の補修
地域: 八王子市

東京都はCBR1000RR-Rのオーナー様から
レースでの転倒により損傷してしまった
カウルの補修をご依頼頂きました。

部品としては、
アッパー、アンダー、シートの3点。
アッパーとアンダーについては
軽さも残して欲しいとのご要望。
出来る限り軽さにも配慮して
補修作業進めて参ります。

まずはアンダーカウルから。
何の影響なのか、
大きな歪みが生じております。

細かな割れをFRPで補修し、

欠けをパテで整形。

歪みは熱でカウルを軟化させて
元の形状に近くなるよう形を整えました。

ポリエステルやエポキシ樹脂は
熱硬化性樹脂のはずなんですが…(笑)
薄いからでしょうかね?

アンダー完成

次はアッパーカウル。
折れてしまった耳周りを
角度、向きに気を配りながら
FRPを貼り付けるために固定していきます。

固定出来たらFRPを貼り付けます。

このアッパーカウルの作業はスクリーンの取付はもちろん、
サイドやアンダーの取付にも波及する箇所ですので
相当シビアに作業を進めております。
それでも狂うことはあるのですが…

FRPの貼り付け・加工整形が終われば
パテで表面を均して整えて完成。

最後にシートカウル。
これはなかなか重症です。
現状大きく割れて開いているので、
手の入りやすいうちに
FRPを貼り付ける箇所の
サンディングから進めます。

おや、シートレールとの接点が外れかかっているので
こちらもついでに再度固定します。

足付け作業が大方終われば
元の形状をイメージしながら、形を整えながら、固定しながら…
パズルのピースを嵌めていくように復元?していきます。

テープでガッチガチです(笑)

それでは本番。
FRPを貼り付けて復元していきます。


さすがにFRPの貼り付け1発では
綺麗に仕上がりません。

部分的に必要な箇所にもう一度貼り付けを行い、
表面はパテで整形していきます。

塗装をしているわけではありませんので
サンディングやパテの跡も丸見えで
綺麗!と呼べる状態ではありませんが
またご使用出来るくらいには形は整いました。

アッパー、アンダーは出来る限り軽さを残しつつ、
3点のカウルの補修が完了、納品致しました。
新品で買うよりはずっと低価格で修復出来たのではないでしょうか。
オーナー様にもお喜び頂けて何よりでした。

またご活躍される姿を楽しみにしております。
ご依頼ありがとうございました。

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